われ恐れず。恐怖は心を殺すもの。恐怖は全き抹消をもたらす小さな死。われは恐怖にぞ立ち向かう。われは恐怖が身内を通りぬけ、通過するをゆるす。しかして恐怖が通りぬけしのち、内なる目をその通り道に向けん。恐怖の通過せし跡にはなにものもなかるべし。そこに残るはただ自分のみ。
プロダクトバックログをうまく整理するには、ふだんのスプリントのことはひとまず忘れて、広い視点で開発全体を考えてみよう。たとえば、インセプションデッキを見ながら、そもそもスクラムチームは何を達成しなければいけないのかを思い出しながら取り組んでみよう。
つまりアジャイル開発とは何か単一の開発手法を指すものではなく、似たような開発手法に共通した価値観と行動原理に名前がついたものであり、それを体現するさまざまな手法があるということです。主な手法にスクラム、エクストリーム・プログラミング(XP)、カンバンがあります。
「失敗型」のアプローチでとくに注目すべきは、成果そのものよりも、トップダウン方式を重視した従来の価値観に風穴を開けたことだ。「失敗型」アプローチをとるには、物事を素直に受け入れる気持ちと、根気強さが欠かせない。オンライン共有サービス(Dropbox)を開発したドリュー・ヒューストンもこのマインドセットを学んでいた。
早期の失敗を奨励する「フェイルファスト」手法、ソフトウェア開発における反復学習的な「スクラム」手法など、リーン・スタートアップのようないわゆる失敗型のアプローチは各所で見られるようになってきた。もちろん、状況に応じた使い分けは必要だが、どのアプローチも試行錯誤から大きな恩恵を受けていて、実に効率的なものが多い。